協同組合関東黒板工業会は、黒板落下防止のための定期点検をお勧めしております。

黒板検診

児童・生徒の安全性確保のための黒板検診

文部科学省の発令について

平成26年12月及び平成27年3月に、神奈川県内の公立小学校2校において教室内の上下式黒板の脱落し、それぞれ児童1名が負傷する事故が発生しました。(上記参照)これについて文部科学省から「既存学校施設の維持管理について」という事務連絡があり、各学校設置者に対して、改めて維持管理の重要性を学校現場と十分に共有するとともに、施設の劣化状況等を点検し、必要に応じて適切な処置を講ずるよう、求めています。

※文部科学省大臣官房文教施設企画部施設企画課より、平成27年4月10日発信
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/shuppan/05010601.htm
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/03/1356277.htm

診断・修理の流れ

診断・修理の流れ

検査チェックポイント

<据付壁面の確認>

  • GL壁  下地補強の有無
  • RL壁  コンクリートの老朽状態
  • LGS壁 補強下地の位置及び有無
  • ALC壁 補強下地の位置及び有無
  • LGS壁 補強下地の位置及び有無
  • 木製壁  補強下地の位置及び有無

<可動黒板(上下黒板)>

  • 即設黒板の額縁固定ビス等のゆがみ・ガタツキ
  • ギヤー固定箇所のゆがみ ガタツキ
  • チェーンの動き(スムースに動作するか)
  • ギヤーなカギしないか
  • 補強ブレーキの要・不要